がっちゃんの幸福論

大学生のがっちゃんが幸せって何だろうってぼんやり考えて、ぼんやり文章にするブログ

小ささをおしえてあげる

f:id:ko10noha:20180624162730j:plain

「みんな、小ささって知ってる?」

「そう、こんな感じで、手のひらの中に入るぐらいの」

公園の中を歩いてる時、

男の子がお友達に「小ささ」について話していた。

小さいのではなく、小ささ。

何かの大きさを形容してるのじゃなくて、

「小」という存在そのものについて焦点があたっている。

へぇ、おもしろいなぁとおもった。

例えば自分の小ささってなんだろう。

「びびり」「緊張しい」「できない」「人の感情をうかがってしまう」「流されやすい」

これをやると、小さいなぁと感じる。

自分が大きいなと感じることは基本的にない。

社会の中では、人の心でも、会社の売り上げでも、

成し遂げることでも、

「大きい」を意識することはプラスで、

「小さい」ことはマイナスイメージだよな。

でも、子供のように、

動物のように小さいものは愛おしいし。

人に自分の小ささを打ち明けると仲良くなれる。

小さな会社だって、小さな利益だって、

十分に人を幸せにし得るし。

うーーん、まとまってないけど、

わたしは「小ささは愛おしいもの」だと思ったよ。

少年の問いかけに一生懸命考えてみたけど、

むずかしかった。

手のひらに入るくらいの、小ささ。

その子の手のひらには何がのっていたんだろうな。

子どもはおもしろい。