くるしみは分かち合いたい
どれだけ近くにいても、その人の気持ちはわからない。
そんな経験ばかりだ、と思う。
寄り添えてるかといったらわからない。
寄り添えてないかもしれない。
わからないことが多すぎる。
わかってないと思われてるかもしれない。
もしかしたら、伝わってないのかもしれない。
信頼関係がまだ築けてないのかもしれない。
リスペクトし合える存在じゃないのかもしれない。
本当は、わかる必要なんてないんだ、とも思う。
人生で感じてきた喜び悲しみ苦しみ、
人から受けた影響。
そこから生まれた言葉だと思うし、
考え方だと思うし、行動だと思うから。
分かってあげられることも、
適切な言葉をかけることもできないけど、
わたしは何があっても味方だと、そう思える。
私は100%あなたを信じてる、と言える。
でも、本当は分かち合いたい。
その目の奥に見える、悲しみも、さみしさも。
分かち合いたい。
これを思ってしまうことがどうなのか分からないけど
わたしはただ、そう思っている。
人と関わっていくって、なんて無力なのか。
悔しいことばかり。
また、ひとのことばかりで、
「いいからおまえは自分のことをかんがえろ!」
と言ってくれる人たちが数名頭をよぎるけれど笑
自分の心に目を向けて、人のこともたまにかんがえて、人生のなんか大切な部分をぐーっと開いている気がする。
そして、それがたまらなくつらくもあり、しあわせでもある。
ここのところ、分かって欲しくて
たくさんないて、たくさん話して、ほどほどに考える。
じぶんの心をみつけて、分かってあげて、ハグする。
少しずつだけど、自分を大切にしていく。
ゆるやかに。
きっと、もう一度走りだす前に、ストレッチをしている。